プログラミング学習

プログラミングの勉強にも戦略を!!

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学習方法

子供が勉強している画像

@EaEです!

前回、Json.NETの続きを!と言いましたが、ちょっとだけ脇道にそれますww

と言うのも、2018/9/29 に『【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法』に参加してきたので、それをまとめたいと思います!
生Matzは2回目になりますが、やっぱり実際に会うっていいですね。

話を生で聞けることもそうですが、Matzがプログラミング言語の話をするときにものすごく早口になる感じを見ていると、

「あ~、ホントにプログラミング言語が好きなんだなぁ。」って思います。
そして、好きなことを続けてる大人ってやっぱり、カッコいいんですよ!ホントに!

さて、今回は講演で学んだことを自分なりの言葉でまとめていきたいと思います。

さっそくですが、今回の講演『【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法』には、具体的なプログラミングの勉強手法は一切登場しません!!
いきなり話の腰を折ってきますね... さすが世界のMatzですw

ですが、「今の勉強法でいいのか?」「本当にこれで、成果に繋がるのか?」と思っている人たちにとっては非常にためになる内容だったと思っています。

1.なぜ、勉強するのか?

最初のMatzからの問いは、

『そもそも、なぜ社会人になってまで『勉強する』必要があるのでしょうか?』

というものです。

『お金が欲しいから。』『カッコいい車に乗りたいから。』

いろいろな理由があると思いますが、最終的には....

『成功したい。』

という想いに集約されていくのではないかと思います。
では、私たちが求めている『成功』というものは、どうやって得られるのでしょう?

きっとこれに関しては、十人十色で様々だと思いますが、大抵の人は..

『高く評価される』『尊重される』『尊敬される』

これらの事柄を手に入れることによって、『成功』に近づいていると実感していくのではないでしょうか。

今回は、これら3つの要素を『成功』に近づくための要素として、話を進めていきます。

ココがポイント

私たちは多かれ少なかれ、自分なりの『成功』を求めて勉強している。

2.学生の勉強と社会人の勉強の違い

『成功する』ための勉強法は、学生で身につけた勉強法でいいんでしょうか。

というのがMatzからの2つ目の問いです。

私たちは知らず知らずのうちに、学生時代に培った『勉強法』を自分の中で抽象化し、『メタファー』として持っています。
それを社会人になった今でも『勉強』という行為に当てはめて、実践しようとする人が大勢いますが本当にいいのでしょうか。

それを検証するために学生と社会人を色んな角度から対比させてみたのが下の表です。

学生 VS 社会人
解答 正解が存在する VS 正解が存在しない
評価方法 満点あり VS 満点なし
評価軸 低次元での評価 VS 高次元での評価
主戦場 テスト VS 日々の業務
勉強の位置づけ メイン VS サブ
勉強の効果 間接的 VS 直接的
勉強の内容 安定 VS 不安定

特に一番の大きな違いは勉強に対する『解答や評価』です。この違いは取るべき戦略に大きな影響を与えます。
学生時代はテストや答えに満点があり、明確な答えが存在しました。そして、満点に近い点数をとることで、『良い大学に入る』『高評価を得られる』ということ目標達成が可能でした。

しかし、社会人には満点もなければ、絶対の正解という答えも存在しません。
『満点が存在せず』『答えが存在しない。』という状況に対して、『満点を取るための勉強』を当てはめても、効果が出にくいのは想像に難くないと思います。

まずは、今まで持っていた『勉強法』という戦略を見直し、新たな戦略で『勉強』に対して挑んでいく必要がありそうですね。

ココがポイント

『満点を取るための勉強法』という戦略を見直す必要がある。

3.社会人として取るべき勉強の戦略

step
1
内省をして自分と向き合う時間をつくる


満点がなく、答えもない世界で戦っていくのに、ただがむしゃらに『本を読む。』『コード書き続ける。』では社会人の戦略としてあまりに無計画です。

満点がなくとも、答えがなくとも、『どういったところで活躍したいか』、『どうなりたいか』という自分なりのビジョンを個々人が持っているはずです。
まずはそれを見つける必要があります。
がむしゃらに走り始める前に、まずは『走る方向を見定める。』必要があるわけです。

走る方向を見定めたら、次は自分の持っている武器を確認しましょう。
走る方向を見つけても、その道で戦っていく武器を間違えれば、自分の強みを生かしきることができません。
自分が『今持っているもの』に着目して、『戦っていくべき武器』を『自分自身のあり方』を確認していきます。

これをMatzは『内省をして、自分のインベントリを確認する。』と表現していました。
インベントリとは『「目録」「在庫品」』を意味する言葉ではMatzは『棚卸し』意味合いで使っていました。

『自分に今あるもの』
『今はなくても欲しいもの』
『自分の好きなこと』
『嫌いなこと』
『譲れないもの』
『我慢できるもの』

自分の中にあるものを整理して、自分がこれなら戦えそうだという武器を見つけていきます。
例え武器がなかったとしても、自分自身の本質に合う道を選べば、それがゆくゆくは強みに代わっていくことが期待できます。

ココがポイント

インベントリを確認し、今自分が持っているものを確かめる。

step
2
得意を伸ばす


学生の勉強は満点が存在しました。満点が存在する場合、少しでも満点に近づけるための戦略は『苦手を克服する』ことです。皆さんも言われたことがありませんか?
これは比較的に理に適っていて、

得意分野 90点 ⇒ 頑張っても10点しか上がらない。

苦手分野 45点 ⇒ 克服すれば、55点も点数が上がる可能性がある。

という風になります。そうなれば、苦手を克服した方が得意分野を伸ばすより、相対的に点数を上げる可能性が高いことが分かります。
しかし、社会人は必ずしも苦手の克服を求められるわけではありません。極端な例ですが、

得意分野 ⇒ 自動化ツールなど、現状課題に対して横展開可能なツールを短時間で作成できる

苦手分野 ⇒ 設計書など書類関係を作らせると誤字・脱字が多い。

こういう人に対して、

君は書類作成が苦手だから、WordやExcelの勉強をした方がいいね!

とはならないわけです。

Matzも言っていましたが、もしそんなことを言われるような会社にいるのであれば、転職を考えるべきです。
自分が認識している『価値』が『尊重』されていない状態では、目指すべき『成功』から遠ざかっているようなものです。

学生のころはテストでの点数など比較的次元が低い(1次元から3次元程度)で評価されることが多くありましたが、
社会人になれば評価される次元がより増えることになります。
例えある方面を苦手にしていても、違う次元から評価してみれば、誰にも負けない強みがある。社会人はこれでも、十分に主戦場で戦っていくことができます!

ココがポイント

得意を伸ばすことで、差別化可能な強みを作る。

step
3
知識のインデックスをつくる


社会人の勉強においては、すべてを覚えておく必要はありません。
すべてを覚えておく必要があったのは、学生の時に『テストでいい点数を取る必要』があったからです。
テストに教科書を持ち込むことができない以上、とるべき戦略は『暗記して覚えておく。』ということになります。

ですが、社会人の主戦場は日々の業務です。そういった場面で、

インターネットで答えを調べるとは、何たることだ!!

という人はまずいないでしょう。これに関しても、こんな事を言う上司がいるのであれば、そんな職場はすぐに辞めましょうw

ましてや、いくら暗記していたとしても目の前にあるコンピュータやインターネットの情報量に適うわけがありません。
暗記するのではなく、必要とする情報に辿りつくための『インデックス』を頭の中に作っておく必要があります。

ココがポイント

情報に即座にアクセスできるインデックスを脳内に作る。

step
4
知られていることの価値を知る


知られていることそのものにも価値があることを知っておく必要があります。
最初にあげた、『成功を定義する』3つの条件はこれがなくては、絶対に得ることができません。

私たちは評価する相手のことや業績を知っているからこそ、『評価』できるし、『尊重』できるし、『尊敬』できるのです。
逆に言えば知られていなければ、あなたは...

『評価』されないかも知れないし、
『尊重』されないかも知れないし、
『尊敬』されないかも知れないのです。

縁の下の力持ちとして、健気にまじめに頑張ることは素晴らしいことです。
しかし、『まじめ』と『みじめ』は一字違いです。自分の努力が『みじめ』で終わらないように正しいアウトプットを自分からしていく必要があります。

ここで忘れてはいけないのは、

あくまで、知名度 ≒ 価値 に変換可能な可能性があるということです。

周りくどいかも知れませんが、自分の実生活を思い返して見ください。
知名度があっても、選ばないものなんて星の数ほどあるでしょ。

知名度は自分のブランディングをするための一助にはなりますが、ブランディングそのものは知名度だけでは成り立ちません。
自分の強みを理解した上で、自分が提供できる価値を嘘偽りなく、相手に対して届けられた時に自分のブランドは確立していきます。

これだけインターネットが発達した世界では、情報が拡散するのも簡単ですが、化けの皮が剥がれるのも簡単なのが事実です。

ココがポイント

知名度 ≒ 価値 に変換可能な可能性を大いに秘めている。

はい、それでは今日はここまでとします!
まとめていたら、思いのほか長くなってしまったので、2回に分けさせていただきますw

それでは、また!!

  • この記事を書いた人

@EaE

ぬこ様とC#をこよなく愛する27歳です. 医療:理学療法士から、IT:システムエンジニアへ華麗?な変身をとげました. サーバーサイドエンジニアとして、日々奮闘しています. 今年の目標は、頑張ってWebサービスを作ります!!

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